2022.03.12
不動産売却は【売れ残り感】に注意!!!
こんにちは。大江です。
今回のテーマは【売れ残り感💦】です。
不動産売却のご相談・査定を行っておりますが、どの年齢層でも最近はネット問合わせが増えています。
ネットは非常に便利で欠かせないものですが、正しい情報、そうでない情報も数多くあります。
そこで売却時に注意していただきたいポイントを幾つか書かせていただきます。
POINT①相場より、かなり割高な査定金額にはご注意!
無料の不動産売却査定サイト(一度の入力で5~8社の見積もりが取れる)増えています。
便利ですが、不動産会社側は費用を払って掲載しているので、依頼獲得の為に試行錯誤しています((+_+))
相場を超越した高額査定金額を提示する、悪質な業者も存在しています。
購入するお客様は「1円でも安く買いたい」ので、
「1円でも高く買いたい」売主様とは逆の相反関係にあります。
あまりに高額査定だと売主様も「本当にこの金額で売れるの?」と最初は疑うのですが、営業マンと話をする間に
「高値で売れたらラッキーですから★もし売れなければ、値下げすれば大丈夫!」なんて言われ、
なんとなくその気になり、納得してしまう売主様も多いです。
これこそ要注意!!
購入されるお客様も相場・過去の売買事例など調べていますよ。
ネットで情報は簡単に、いくらでも入手できるので。。。
売出しても、購入の問合わせが少ない、最悪の場合は無いという結果に・・・。
POINT②売出し価格は問合わせが入る価格設定で!!
真剣に購入を検討されているお客様こそ、売出し時の【新着情報】に敏感です。
マンションだと、過去に販売された価格が基準になったり、新築マンションの価格と比較したりします。
戸建てや土地だと、過去の事例や近隣物件との比較で価格判断します。
【問合わせが一番多く入るタイミングを逃さない】これが最大の重要ポイントです!!
POINT③売却は計画的に6か月以内の売却を想定!!!
多くの方が「急いでないので、1年以内に売れれば大丈夫。」と言われます。
では買主様が物件検索した時、同じ物件が1年も広告に載っていたら、どう思うでしょうか??
これこそまさに・・・【売れ残り感】満載です!!!
立地が良い、建物も申し分ない、何度か値下げしても、まだ広告に載っている場合には
【何か売れない原因があるのかな】【事故物件かな】【近隣トラブルでもあるのかな】
そう思われてしまう可能性も、残念ながら高くなります。
道が細く車が入れない・管理状態が悪く廃墟状態の古家など、
売れにくい原因が無いにも関わらず、
売却できない売主様の顔を、もう見たくないと思っています。。
POINT④お客様が集う時こそ、一番高値で売る方法!!!!
弊社は買主様・売主様の両方の立場で、売買をお手伝いする場合もあります。
売主様と相談し売却価格を決め、さぁ売出しのタイミング♪♪
約3~4日後には、問い合わせが殺到する人気物件も★
人気物件は適正価格&人気エリア&希少物件など様々ですが、
【売れない不動産物件はありません!】(※事故物件、家を建てれない土地など一部除く)
どんな物件でも、価格に見合う価値があれば売れるんです!
100人中99人が不要でも、たった1人が気に入れば購入されるのが不動産の面白いところです。
とは言え、100人中10~20人が気に入ってくれれば、
売れる確率はもちろん10倍、20倍になります。
長い期間、売れない物件は「100万円ぐらい下がる?希望価格に下げてくれたら検討する。」と
多くの買主様が交渉してきます。
ではどの形が一番、高値で売れるのでしょう?
→答えは【希望の売出し価格から一切、価格を下げず】に売れる事です。
売出しから問い合わせが多く、複数組のお客様が内覧希望があったとします。
真剣なお客様は他の方の状況も気になるので、「他に検討されている方は居ますか?」などの質問を受けます。
そこで決断しないと他の人が先に購入するかも…という心理が生まれ、
そのまま売出し時の価格で売却が決定します。
私は約11年ほど不動産売買に携わっておりますが、人の出会いとよく似ている仕事だなぁと感じています。
探し始めて1.2か月で気に入った物件が見つかる方もいれば、
5年たっても見つからず、探すのをやめる方もいます。
一つ言えるとしたら【格安で問題の無い掘り出し物件!近隣に比べて自分の家だけ相場より高い!】という事は99%ありません。。。
長文にお付き合いいただきまして有難うございます。
少しでもご売却の参考になればと思っております。