【広島市中区】土地売却における建物解体費用・価格はどのくらい？解体はしたほうがいいの？

木造

一戸建て住宅やアパートで主流の木造は、造りがシンプルで最も解体しやすい建物です。解体する際の坪単価の相場は30,000円～65,000円で、40坪の木造住宅の解体費用の相場は125万円～260万円です。

鉄筋造

鉄筋造の建物は木造よりも頑丈にできています。そのため、解体する際には木造よりも手間も時間もかかるのです。

鉄筋造を解体する際の坪単価の相場は35,000円～70,000円で、40坪の建物では136万円～280万円が相場になります。

RC造

RC造とは鉄筋コンクリート造のことです。柱や梁だけでなく、床や壁にも鉄筋の枠にコンクリートを流し入れて固めた構造となっています。

鉄筋とコンクリートの異なる性質を活かした頑丈な構造であるため、解体する際の費用は木造・鉄筋造よりも高くなります。EC造を解体する際の坪単価の相場は35,000円～80,000円で、40坪の建物では140万円～480万円が相場です。

費用の内訳

解体費用の主な内訳は、工事中の仮設設備費と人件費、重機使用料、廃棄物処分費に分けられます。ブロック塀や倉庫など、メインの建物以外も壊す場合には付帯工事費がかかり、整地費や重機を運んでくる回送費も必要です。諸費用として解体工事の届け出や手続きにかかる費用が計上されている場合もあります。

解体する際の費用は建物の構造・坪数だけでなく、建物の老朽化の状況や立地にも影響されます。

老朽化が激しい建物

特定空き家のように老朽化が激しく危険だったり、耐震構造が十分でなかったりする場合には、建物を解体してからでないと、売れる土地も売れなくなってしまいます。

解体が必要かどうかの判断は、不動産業者に相談してみるのがおすすめです。

早く売却してしまいたい場合

更地は、解体の手間や解体費用がかからないうえにすぐに土地活用ができるため、買い手がつきやすい物件です。建物を解体して更地にすることで、スピーディーに不動産売却を行うことができます。

買主とのトラブルを避けたい場合

不動産売買契約で物件に不備があった場合に、売主が買主に対して負う「契約不適合責任」は、土地に関しても生じることがあります。建物を解体して更地にする過程で埋設物が出てきたり、地盤に致命的な欠点があったりすることが判明した場合、後になってトラブルになることも珍しくありません。

続いて建物を残したほうがよいパターンは以下のとおりです。

築25年未満の建物

築25年未満であれば建物にも価値があると判断され、土地だけでなく建物分も上乗せして売却できる可能性があります。

古民家の場合

築25年以上の建物の場合、古民家としての需要があります。リノベーションして住みたいという需要が出る場合がありますので、解体する前に古民家としての価値の有無を確認してみてください。

広島市の優良不動産販売株式会社では、お客様の立場に立って最適な売却方法をご提案させていただきます。査定は無料で承っております。広島市で土地売却をお考えの方はお気軽にご相談ください。