【広島市中区】物件買取の手順について マンションを早く売りたい方必見！

1. 事前に情報を収集する

   不動産会社に査定依頼をする前に、まずはご自身でマンションの価格相場を調べましょう。不動産会社が提示する売却価格が妥当であるかを検討するためです。

   マンションの価格相場は「土地総合情報システム」「価格天気図」「REINS Market Information」を使って調べることができます。

   ただし、不動産会社は買取後にリノベーションなどをして販売するので、その分相場よりも安くなるため、実際のマンション買取価格は表示されている金額よりも下回る傾向にあります。

2. 不動産会社を選び査定依頼をする

   価格相場を把握した後は、買取依頼をする不動産会社を探します。不動産会社を探すときには、「マンション買取の実績が多いか」「資金力があるか」などを調べ、複数の不動産会社を候補に挙げるのがポイントです。

   選定した不動産会社へ簡易査定を依頼し、査定の結果を確認した後、実際に現地査定をしてもらう不動産会社を決めます。

3. マンション買取を依頼する

   現地調査終了後、買取価格が提示されるまでに1週間ほどの時間を要します。このときに引き渡しまでのスケジュールや、売買契約に必要な書類などの流れの説明が行われます。不明な点があれば、必ず質問しておきましょう。

   不動産会社が提示した買取金額に異議がなければ、重要事項説明書に同意し、不動産売買契約を締結して売買契約が成立です。

4. 決済・引き渡し

   不動産会社より代金が支払われたら、決済完了です。売主はマンションの引き渡しを行います。決済から引き渡しまでの期間は1ヵ月ほどが目安です。

   引き渡しまでに売主がやるべきことは、引き渡しに必要な書類の準備、住宅ローンがある場合は抵当権抹消、電気・ガス・水道などの変更届の提出、マンションの管理事務所への連絡などです。

   なお、マンションを売却して譲渡所得が出た場合は、年度末に確定申告を行わなければなりません。

事前準備をしておく

不動産会社に売却を依頼する前には、不動産会社による査定を行う必要があります。この査定をスムーズに進めることが時間短縮につながるのです。事前に査定に必要な書類を用意しておきましょう。例えば権利書や固定資産税評価証明書、住宅ローン返済予定表などです。

売りやすい価格を設定する

3ヵ月以内に売却できない中古マンションは、価格を10％以上下げないと売却できないことも珍しくありません。その価格で買うという買主が現れなければ、そもそも妥当な価格設定ではないということです。

仲介で早く売却したい場合は、相場価格よりも少し安めに設定するか、もしくは買主との値引き交渉になったときの最低ラインの価格を低めに設定しておくなど、価格的な対策も必要です。

頼れる不動産会社に依頼をする

マンションの早期売却においては、パートナーとなる不動産会社選びも重要です。不動産会社にも得意分野があるため、依頼するときにマンション売却の実績が豊富で、売却をするマンションのあるエリアに精通している不動産会社を選びましょう。

マンション売却を得意とする不動産会社であれば、的確な広告やアピールが期待でき、買主が見つかる可能性が高まります。